外壁材の隙間や、サッシ・建具まわりにあるゴム状の防水材を、シーリングと言います。
シーリングは紫外線をはじめとする外部からの影響によって劣化するため、定期的な工事が必要です。
今回の記事では、シーリング工事の流れについて解説します。
▼シーリング工事の流れ
①シーリング材の撤去・清掃・下処理
カッター・ペンチ・のみなどを使用し、既存のシーリング材をきれいに削ぎ落とすことで、シーリング材の接着性が高まります。
撤去した部分を清掃し、目地の深さ調節や三面接着を防ぐためバックアップ材を取り付け、下処理の完了です。
②養生・プライマーの塗布
下処理を行った後は、マスキングテープによる養生です。
養生を行うことで、シーリング材が余分な所へ付着しないようにします。
またプライマーの塗布は、シーリングより接着させるための重要な工程です。
③シーリング材の充填
コーキングガンを使用し、シーリング材を充填することが大切です。
職人の技能や経験によって、仕上がりが左右されます。
④ならし作業
シーリングの充填が終わった後は、ならし作業です。
ヘラで表面をしっかりとならし、養生のために使用したマスキングテープを除去したら工事の完了です。
▼まとめ
既存のシーリング材の撤去や下処理・養生を経て、プライマーの塗布とシーリング材の充填を行います。
仕上げにシーリング材をならし、養生用のマスキングテープを除去するといった流れで作業が進みます。
スムーズなシーリング工事のためにも、一連の流れを考慮しておくと良いでしょう。
『日本塗工株式会社』は東京を拠点に、外壁塗装をはじめとする依頼を承っております。
防水工事や外壁塗装をお考えの際は、当社までお気軽にお問い合わせください。
