外壁に発生するひび割れはクラックとも呼ばれ、割れ方によって種類が異なります。
ひび割れの種類によってメンテナンスの緊急度も変わるため、事前に確認しておきましょう。
今回は、外壁に発生するひび割れの種類について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
▼外壁に発生するひび割れの種類
■ヘアークラック
髪の毛のように細いひび割れを、ヘアークラックと呼びます。
塗装の塗膜部分に発生しているため、メンテナンスの緊急度はそこまで高くありません。
しかし、放置すると症状は進んでしまうので、タイミングを見計らって外壁塗装を行いましょう。
■構造クラック
塗膜部分ではなく、外壁本体に発生している大きいひび割れのことです。
ヘアークラックと比べて、ひび割れの深さが大きいため早急なメンテナンスを行いましょう。
■乾燥クラック
外壁材の水分が蒸発することで起きるひび割れは、乾燥クラックです。
壁自体の収縮によって発生するクラックで、外壁材が完全に乾燥する前に塗装してしまうことで発生します。
塗膜にひび割れが発生している状態なので、タイミングを見て外壁塗装を行うとよいでしょう。
■縁切れクラック
外壁のつなぎ目に発生するクラックは、縁切れクラックと呼ばれています。
塗装の技術が十分でない場合、発生してしまうクラックです。
ひび割れのすき間から雨水が浸入すると雨漏りリスクにつながるため、早急に対処しましょう。
▼まとめ
外壁に発生するひび割れは、ヘアークラック・構造クラック・乾燥クラック・縁切れクラックなどがあります。
クラックのできる場所やメンテナンスの緊急度は異なるため、事前にひび割れの種類を把握しておきましょう。
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